物件を選ぶ時に忘れずに確認しておきたいのが「収納」です。収納は単にしまえるだけでは良いとはいえず、必要な時に取り出しやすく、不要な時はしまいやすいことが大切です。「使う場所に収納する場所があるか」、つまり動線が重要になってきます。
例えば、洗面所で使うものであれば、洗面所に道具をしまっておける収納があれば便利です。まず自分の持ち物を場所ごとに区分けし、収納できる場所があるかをチェックします。収納スペースは床面積の7%程度が一般的な目安と言われています。居住スペースと収納スペースのバランスがとれるのが7%というわけです。
クローゼットは密閉された空間になるので湿気がこもりやすく、カビが発生する可能性があります。カビの臭いのチェックから、一部分だけ新しい壁紙になっている場合は要注意です。
また、クローゼットの扉には開き戸や折り戸、引き戸などがあります。開き戸は前にスペースが必要になり、折り戸はそれほどスペースを必要としません。引き戸は前にスペースを必要としませんが、全面的に開くのが難しいです。扉の特徴を理解して家具の配置や荷物の置き方を考える必要があります。
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